「 不思議のメダイの聖母の九日間の祈り
(ノヴェナ)
無原罪のおとめ、神の母、私たちの母、
メダイで幾度となく表して下さった力強い取りなしに対し、絶大な信頼をもって捧げるこのノヴェナの祈り（9日間の祈り）を通して 願い求める恵みを与えて下さいますよう、謙ってお願いいたします。（個人的なめぐみを願う）
聖カタリナ・ラブレに出現なさった不思議のメダイのおとめマリア、 全世界、とくに私たち一人ひとりのために取り次いで下さるマリア、 御子イエスに私たちの願いを差し出し、
それが神のみ旨にかなっていて私たちのために役立つのであれば 聞き入れて下さいますよう、あなたの御手と御こころに その願いを託します。
神に手を差し延べ祈った後、その手を下ろし、私たちを恵みの光で包んで下さる聖母マリア、 私たちの精神を照らし、こころを清め、私たちを いつの日か永遠の幸いに導いてくださいますように。アーメン。
聖堂でのヨハネ・パウロ二世の祈り
« 無原罪の聖マリア、あなたにより頼む私たちのためにお祈りください。»
150年前に この場所で、聖カタリナ・ラブレに この祈りを教えて下さった聖マリア、 その時以来 この祈りはメダイに刻まれ、今では全世界で多くの信じる人々が メダイを身につけ 祈っています。
女の中で祝福された方、あなたは 私たちの購いのためのすべてのわざ、つまり 救い主の十字架と結ばれています。 あなたのこころは御子イエスのこころの傍で刺し貫かれています。
今、あなたは 御子の栄光のうちにあって、貧しい罪人である私たちのために、絶えず祈りを取り次いで下さっています。
また、母として 教会を、あなたの子ら一人一人を見守っていて下さいます。
あえて 子どものような信頼、大胆さと単純さをもってあなたに近づき お願いします。あなたの開かれた手が放つ光が象徴している恵みを 私たちのためにとりなして下さい。
そして 絶えず御子イエス・キリストへと私たちを導いて下さいますように。
教皇ヨハネ・パウロ二世 (1980年)
奉献の祈り
罪なく宿られた方、
神の母、人類の母、キリスト・イエスの弟子であるマリア、
すべての女の中で祝福された方、
いつの代の人も あなたを幸いな方と宣言するでしょう。
神に捧げられた者の模範であるマリアを
母を失ったばかりの聖カタリナ・ラブレが母として選んだように、
私も父なる神に 自分を奉献するために
あなたを母として選びます。
あなたは十字架のもとに立ち、その汚れないこころは
剣で痛ましく刺し通され、御子のこころと一つになっています。
イエスの聖なる御心から湧き出る恵みが
あなたの手を通して 私たち皆の上に注がれるのですから、
私自身を、体もたましいも捧げ、
聖霊の光と力を受けて キリストに従って歩めるよう
私の全存在を受け入れてください。
この奉献のしるしとして、
私は信頼をこめて聖なるメダイを身につけます。
愛の神である 父と子と聖霊が
私のこころとすべての人のこころのうちにあって治めて下さい。神に栄光が代代にわたって ありますように、アーメン。
聖堂での病者の祈り
おとめマリア、あわれみ深い神の母, 信頼をこめて あなたの子として
あなたに目を注ぎます。
カルワリオへの途上で 御子イエスのためになさったように、
私が試練のうちにある時、
あなたが共にいてくださることを私は
知っておりますし、そのことを信じています。
私の十字架が重すぎる時、
勇気を失うことなく、それを担えるよう助けて下さい。
おとめマリア、私たちの母、
私のために、また私に愛情を示してくださるすべての人のために
お祈り下さい。あなたの取次によって、
御子イエスが私たちをご自分の平和で満たし、
希望をもって私たちが生きることができるよう
守って下さいますように。
聖カタリナ・ラブレの祈り
「私は聖堂へ行く時、
神様のみ前に身を置き、 こう言います。
主よ、私はここにおります。
あなたがお望みのものをお与えください。
何か頂けるなら、喜んで感謝します。
何も頂けなくても、それでも神様に感謝します。
なぜなら、私はこれ以上頂くのにふさわしくないからです。
そして、心の中に湧いてくるすべてのこと、 私の苦しみ、喜びを主にお話し、主に耳を傾けます。
あなたが主に耳を傾けて聴くなら、
主はあなたにも語って下さるでしょう。
慈しみ深い神様と共に語り、神様に耳を傾けなければなりません。
私たちが率直に単純に神様のもとに行く時、
神様はいつも語って下さいます。」
